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【読書】「Think CIVILITY 礼儀正しさこそ最強の生存戦略である」

無礼な態度をとらないよう気をつけないと

・・・この本を読んで改めて感じました。

 

無礼な人がいる職場では、半分の人がわざと手を抜く。

48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らすそうです。

職場の生産性を上げるためにも礼節が大事だ、というのが、この本の主張です。

 

「職場の環境を良くして業績を上げたい」

「惜しみなく、自分の持っているものを提供したい」

とメンバーに考えてもらうのに、大事なことは何か。

それが「礼節」だとのことです。

 

ついつい、他人も自分と同じく感情を持った人間であることを忘れてしまう。

みんなのいるところで叱責する。

メールで溜まったストレスを吐き出すように、暴言をはいてしまう。

これは自分もあったりします。。

そういう無礼なことが、考えている上に周りに悪影響をもたらすことが本書で書かれています。

 

メンバーの失敗に対して、指導は必要だし叱ることも必要だと思います。

どうしても感情は入って「怒る」ことはあると思います。

でも、やっぱり悪影響をもたらすので、じっと感情を押さえて、

「叱る」に徹することが必要なのでしょうか。

先日、漫画「センゴク」で徳川秀忠が真田攻め戦で大敗したときの会話を思い出しました。

秀忠が

・家臣が勝手に城攻めし、結果として負け、後世まで雪ぐことができない恥をかいた

・その理不尽を思うに、怒りに手が震える

・合点がいかぬ

というようなことを言ってました。

 

それに対して、仙石権兵衛が

・大名の役目は、そういうものだ

・何を命令したとして実務は家臣

・家臣のやらかしで失敗したら汚名を蒙り、成功したら功名を受ける

・そのなんともいいことない役割をやりきるのが、おんしの父 徳川家康の凄いところじゃ

 

と言う話を徳川秀忠は聞き、

大名とは、そのような「孤独の懊悩」と対峙する役目なのかと悟り、

父家康にあらゆる能力で劣るが、孤独の懊悩と対峙する1点のおいて、

父を越えようと決意します。

 

そういう理不尽なことに耐えるのがリーダーの役割なのかもしれません。

無礼は無礼を生み、礼節は礼節を生む。

職場の空気を健全に保つのがリーダーの役割でしょうか。

 

以下は引用ですが、礼節を守るための原則や心得です。

 

〇礼節がある人が守る3つの原則
①笑顔を絶やさない
②相手を尊重する
③人の話に耳を傾ける

〇ワンランク上の礼節を身に付けるための5つの心得
①与える人になる
②成果を共有する
③褒め上手な人になる
④フィードバック上手になる⑤意義を共有する

 

 

その他、礼節を持つには自身の体調管理が大事なことも本書で書かれています。

1週間に3日以上の運動、睡眠不足でない、

ことなどです。

疲れたりストレスが高いと、八つ当たりしそうになるので気をつけたいです。

 

あと「話す」と「聞く」のバランスが、1:2がよいことも。

このあたりは耳が痛いところで、

ついつい自分が話してしまうことが多いので、気をつけたいです。。

 

 

こちらセンゴク権兵衛に関する記事です。

ただの漫画でなく、学びにつながることも多い作品です。

また、自分の好きなシーンをいくつか紹介したいです。

 

minmin2020.hatenablog.com