子育てのため、最近、読んだ本です。
著者は、昨今の子育てに関して、
・大人は子供に手をかけすぎ
・サービスを過剰に与えられた子供は何か課題に直面したとき、この状況を自分でどうにかしようとすることができない
・「点数をあげることが学校の目的である」という壮大な勘違い
と述べられてます。
目標を実現するためにどんな戦略を練って、人をどうやって動かしたか、
大事なのは泥臭いトラブルシューティングスキルで、その鍛錬に磨きをかけてきた人、していない人では、差はかなり大きなものになる。
学校の教育は、その下地を作っておくためにあるのではないかと。
自律する子供を育てるには、「子供を責めない」、「否定しない」を徹底し、
大人が十分注意して心理的な安全を保つこと。
コミュニケーションにおいて、徹底的にプロセスを意識させること。
メタ認識とは自分を知ることで、自分の特性や癖を正確に知る能力を上げることが重要だそうです。
まさにそのとおりだし、育児だけでなく、会社での部下の育成にも取り入れることができる考え方なのかな、と思いました。