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【読書】「FIRE 最強の早期リタイア術ー最速でお金から自由になれる究極メソッド」を読んだ

 「FIRE 最強の早期リタイア術ー最速でお金から自由になれる究極メソッド」を読みました。自分は仕事が好きなほうであるので、あまり仕事を引退することにモチベーションは感じないですが、この本に書いている考え方は、非常に示唆にとむ内容であったのでサマリしました。

 

1、情熱は良い仕事につながらない

・仕事は、情熱に従って選ぶのでなく、好きなものでなく、投資対効果(給与の中央値と最低賃金の差額÷学費)のよいものを選ぶ。

・需要のあるスキルを磨くことによって、「特別」になれる。それには集中と根性、長期に及ぶ努力が必要。

 

2、資産運用したリターン内で生活する

・ 72の法則。投資のリターン(例えば年間6%)を72で割ると、資金が二倍になる時間がわかる。

・投資家であれば、72の法則はお友だち。借金を背負っていれば。72の法則は敵に変わる。

・現代ポートフォリオ理論は資産を2つの指標(期待リターンとボラティリティ)で表す。

ポートフォリオを設計/維持するには、

 -安心できる株式の割合を決める。(例:株式6割、債権4割)

    -指数に連動する投資ファンドを選ぶ

 -資産の割合が変動したら、リバランシングで目安としたアロケーションまで戻す。

・ビジネスを成功させることは極めて難しい。9割の企業家は18ケ月以内に失敗する。

・フリーダムマインドはお金ではなく、自由こそが最も重要だという考え方。生活のニーズが満たされた後は、お金をためこむのではなく、自分の時間を取り戻すことが重要。

・お金を継続的に生み出すようなやり方で投資したらどうなるか。投資の収入が生活費を賄えたら二度と働く必要はない。

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄えば、貯金が30年以上持続する可能性が95%だという。

・リタイア後に資金が底をつく5%のひとりになるリスクが高いのは下落相場で資産を売却してしまったとき。下落相場のときに余剰資金を活用できれば、資産を売却する必要はない。分配金については口座から引き出して使っても安全。

・リタイア後のサイドハッスル(副業)は有効。リタイアできるほど資金を貯蓄できた人は賢く、モチベーションが高く、創造性豊かな傾向にある。キャリアを通じて磨き上げたスキルは強力な武器。

 

3、多額の借金を避ける

・多額の借金はいかなる手段を使ってでも避けるようにする。

・住宅ローンは金利4%未満であれば、最低額だけ返済し、残りの金額は投資にまわす、金利が4%を上まわれば、投資をする前にローンを全額返済する。

・より正確な持ち家の費用をはじきだすには、150の法則を適用する。

・150の法則を使ってはじき出された費用が家賃を上まわれば、賃貸ですませる。家賃を下まわれば、家を買う、

・より多くのモノを所有するほど、人はより不幸になり、よりストレスを抱える。逆に、より少ないモノを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験によりお金を使うほど、人はより幸福になり、より人生に満足する。

・貧しい人はモノを買う。中産階級の人は家を買う。お金持ちは投資資産を買う。

 

4、自分にあった方法を選ぶ

 ・ミリオネアになった過程は1つではない。3つのタイプに分類。

ハスラー

ハスラーは世の中にはお金を稼ぐ機会がいたるところにあると考える。

ハスラーはリスクを取ることにも慣れており、立ち上げている事業に自信があればすべてをなげうつことも厭わない。すべてをなげうつのが成功の源泉であり、失敗の原因。

ハスラーの特徴。収入:非常に高い、貯蓄:平均、投資:平均

②投資家

・お金からさらなるお金をうみだす専門家。投資家は自分たちの分野を隅から隅まで知り尽くし、他人が見つけられないような優れた投資対象を見つけ出すスキルを備えている。

・投資家の特徴。収入:平均、貯蓄:平均、投資:非常に優秀

オプティマイザー

・執拗に主出を抑えて財産を築く人。少ない費用でほかのみんなと同じ人生経験ができる達人。

・弱点は極度にリスク回避傾向があること。起業したり、夢を追いかけたりすることには向きません。

オプティマイザーの特徴。収入:平均、貯蓄:非常に優秀、投資:平均

・お金もちになるカギは、自分に最も合ったやり方を選ぶこと。

 

要するにこの本の言っていることは、賢くケチになるということと理解しました。
賢くケチになりたい人おススメの本です!