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アダム・グラント「Originals 誰もが人と違うことができる時代」を読む

本書では、どうしたら独創性を高められるのかを説明しています。

自身、年齢とともに新しい発想ができなくなるのでは、と不安に感じており、この本を読みました。

事例に出てくる偉人達も、生まれながらにして天才であったわけではなく、努力の末、成功を掴んだということが紹介されており、自分も情熱を持って努力すれば成功できる、と希望がわく本でした。

 

1.オリジナルな人とは

リスクを積極的にとる人がオリジナリティのある行動で成功するわけでなく、実はそういう人は、自分の意思に反して、支持者や仲間に持ち上げられて行動したような人が多いそうだ。

最も優れた企業家はあらゆるリスクを冒そうという人でなく、リスクテーキングからリスクを取り除こうという人とのことです。

ある分野で危険な行動をとろうとするなら、別の分野では慎重に行動することによって全体のリスクを弱めようとしている。成功を収めるオリジナルな人は、ある部分で大きなリスクを冒しつつ、別の部分ではことさら慎重になることでバランスをとっています。

自分も慎重に物事を進めるタイプであり、仕事の成功に役立っている一方、リスクを避けすぎて、慎重すぎるのもよくないのかな、と思うところがあった。そんな自分でも大丈夫なんだと勇気がわきました。

 

2、キラリと光るアイデアとは

創作者はみずからのアイデアを適切に評価できないことを、事例をもとに説明しています。

それでは、斬新なアイデアのなかから、適切なものをどのように選ぶかというと、

その方法は「多くのアイデアを生み出すこと」だそうだ。

大量に創作すると、多様な作品が生まれ、オリジナリティの高いものができる確率が高くなります。大量に創作することが良質のアイデアにつながるとのことです。

自分も行動する前にいろいろ予測してしまう達だが、とにかく試していくことも大事だということで、今後、行動習慣としてとりいれていきたいです。

 

3.賢者は時を待ち愚者は先を急ぐ

いいアイデアを提案するには、意思決定を遅らせることにより、アイデアが熟成される。

先延ばしは「生産性の敵」かもしれないが、「創造性の源」になることが紹介されてます。

 自分も提案書など資料作成時、一気に仕上げるのでなく、何日かかけて考えを熟成させていくスタイルで作業していたので、これは自分の経験からも納得な内容でした。

 

自分は慎重すぎるのでは、といつも考えていたが、この本を読み勇気が持てた。
仕事や創作活動で変化していきたい、オリジナリティ出していきたい、という人へのおススメの本です。

 

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